警察官になる就活戦略
民間企業・市役所/県庁職員・国家公務員と全く異なる人材を求めているのが「警察官・消防官」ですね。
その理由は、仕事内容に「状況判断力・論理性・強靭な精神力/体力」などの能力が必要なのと、「誠実さ・真摯さ・正義感」などの資質が必要だからです。
警察官として働く上で働き方が大きく3つあります。
一つ目は、「頭脳派」と個人的に呼んでおり、論理性を駆使しながら鑑識や刑事として犯罪者の検挙につなげていく仕事に就く方々です。
二つ目は、「武闘派」と呼んでおり、機動隊やSPなど、強靭な精神力・体力・身体能力・状況判断力を活かし、仕事に就く方々です。
三つ目は、頭脳派と武闘派の中間的な仕事であり、最初に配属される交番勤務が主にその仕事になります。
ここから、戦略が大きく異なってきます。
警察官としての人数が多い組織(警視庁や大阪府警など)では、それぞれのプロフェッショナルとして人材が求められることが多く、規模の小さい警察組織(地方の県警)では、どの部署の仕事でもできるマルチな人材が求められることが多いようです。ここから、戦略が大きく異なってきます。
警察官として求める人材
①警察官にふさわしい人
・正直な人
⇒YG性格検査から仮説⇒面接確認
・誠実な人
⇒面接から確認
・一生懸命頑張る人
⇒クレペリン検査から仮説⇒面接から確認
つまり、人物として誠実・正直=人格者できる人ですね。
⇒ほとんどは、面接から確認できます。
②警察官職務に情熱のある人
・どうしても警察官になりたい人
⇒警察官になりたい志望動機から確認
⇒併願先から確認
③警察官に必要な「資質・能力」ある人
・正直/誠実/真摯/粘り強さ
・強い精神力
・正義感
・論理力
・状況判断力
・住民対応力
などを面接から確認
就活:何を準備するべきか
①筆記試験
・大学の公務員コースで勉強する
・公務員通信コース等を受講する
・定期的に模擬試験を受ける
②小論文
・公務員予備校の小論文添削を受ける
・大学キャリアセンターで添削を受ける
・民間企業の有料添削を受ける
③体力検査
半年以上毎日続ける体力錬成
・ジョギング約1時間
・腹筋300回
・腕立て伏せ200回
別に、県警の検査内容に合わせ
・シャトルラン120回
年齢 | 平均値 | 優れている | やや優れている | 普通 |
17歳 | 88 | 132以上 | 131~103 | 102~ |
18歳 | 83 | 124以上 | 123~97 | 96~ |
19歳 | 82 | 120以上 | 119~96 | 95~ |
20 -24歳 | 75 | 114以上 | 113~89 | 88~ |
文部科学省 体力・運動能力調査
・反復横跳び 65
参考文献:https://www.jpnsport.go.jp/jiss/Portals/0/column/fcmanual/18r_hanpukuyokotobi.pdf
ジュニア:12歳~19歳 シニア:20足~61歳
・握力 55
年齢 | 平均値 | 優れている | やや優れている | 普通 |
17歳 | 42 | 53以上 | 52~46 | 45~ |
18歳 | 41 | 51以上 | 50~46 | 45~ |
19歳 | 42 | 52以上 | 51~46 | 45~ |
20-24歳 | 46 | 57以上 | 56~51 | 50~ |
文部科学省 体力・運動能力調査
北海道警の結果も参考にしてくださいね。
④面接カード
・添削を受ける
⇒1時間20分個人レッスンにて添削
⇒面接1日特訓練習会にて添削
⇒面接カード1日添削完成会で添削
⑤集団討論
・集団討論の練習を行う
⇒集団討論1日練習会で練習する
⑥面接
・模擬面接を受け問題解決
⇒1時間20分模擬面接にて対策
⇒面接1日特訓練習会にて対策